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免疫の弱体化

今朝は、雨上がりの乾いている道を、探しながらの散歩になりました。

サクラがいなくなって、2ワンコたちもそれぞれにサッちゃんの遺影のところにいる時間があります。

とくに、くるくるは大好きな祖母だったので、母親の小梅と二人だけというのが、ちょっと慣れないところが

あったようです。




さて、きょうはこれまでサクラの病気のことは、一切触れてきませんでしたが、やはりこのブログの意義、

そして記録として、サクラの子孫たちのために、シッカリとまとめて書いておきたいと思います。


サクラの直接の病気は、以前にもここに書いた 『炎症性乳癌』

最近の西洋医学でも、治療方法のないといわれる恐ろしい病気です。


炎症性乳癌は犬の乳腺腫瘍全体の 10 %以下に発生する乳腺に激しい疼痛と炎症を伴う悪性の乳腺腫

瘍です。発生報告では高齢の大型犬種に多いといわれていますが、小型犬種でもその発生は認められ

ます。炎症性乳癌は乳腺に熱感・腫脹を伴い、一見すると乳腺炎のようにもみえます。乳腺全域にわたる

浮腫みや疼痛は、癌細胞が乳腺深くに浸潤し、乳腺や皮膚のリンパ管・リンパ節に入りこみ生じています。

また化膿性皮膚炎を併発する場合も多々認められます。このように癌細胞が様々な領域に散在しているた

め、初診時にすでに肺転移を起こしていることも珍しくありません。予後は非常に悪く、手術をしても命を落

す可能性が高い腫瘍です。   (web 犬のライフケアより)




サクラが発症した経緯は次の通りです。


・9月上旬  右最上部乳輪付近から白い石灰質のような液状のものが分泌される。
もともと、多発性乳腺炎の既往症もあり、今回もその延長上ということで、診察後、経過観察を
診断される。

あとで知ったことですが、白い石灰質上のモノはがん細胞の死骸だという説があるそうです。


・10月初旬  患部に変移があったために、通院して診察を受ける。この時点では、良性の可能性が高い
と診断。 手術の判断はここでしかなかった。抗生物質の投与をはじめる。


・10月下旬  大きさが大きくなるばかりで、改善しない。 手術の可能性を主治医に問う。しかし、悪性の場
                  合、逆に寿命を縮める結果になると、忠告される。

・11月6日   通院。 大きさの変動は少ないが、腫瘍が硬く密実になっているような気がする。
                  引き続き、抗生剤の投与。

・11月13日   通院。経過の改善がないので、治療方法の改善をお願いする。

・11月16日  夕方、自宅でこれまでの腫瘍の脇に柔らかい組織が出現。 すぐに報告する。

・11月20日  通院。 新しい組織は悪性だと診断。 治療は保存的なものに変更。

・11月21日  東京 鍼漢方の病院は初診。 漢方中心の治療に変更。

・11月26日  呼吸に違和感が出てくる。 この頃、肺の転移が確認。

・11月27日  肺の転移をレントゲンで確認。 漢方治療も効き目の強いものに改善。

・11月28日  自宅に酸素ゲージを設置。

・11月29日  呼吸が苦しいので、酸素を利用する。

・11月30日  午後 呼吸不全に陥る。  酸素を使って在宅ケア。 この頃から、腫瘍に縮小とガン細胞
                  の死滅をみられるようになる。

・12月1日   午後3時37分。 自宅の庭に出たいといったので、私が抱きかかえると自分で歩きたいと
                   いったので、少し歩かせてみる。 直後、心臓発作が発生。
                   酸素投与と蘇生を10分行ったが、呼吸は戻らなかった。






これからは私たち家族の予測と想像です。

サクラは2年半前から、アレルギーの治療のために2週間に1度、抗生物質の投与を受けてきました。

薬の効果もあってか、肌の状態も安定して、今年の春先に2年半続いた抗生物質の投与を卒業しました。


その期間が2年半モノの長い月日であり、その期間、体内の免疫の弱体化を招いた恐れがありました。

もともと、動物には抗体などの免疫がありますが、2年もの間、その免疫が使われずに、抗生物質に頼って

いたと思われます。 体内の都合からすると、突然の抗生物質の中止はすごくカラダが無防備になったこと

が想像されます。 その証拠に7月の耳下腫ができたときに、自らの力で治す力がすごく衰えている実感が

あったものです。 その後、夏の暑さで体力を奪われ、食事からもたくさんの免疫の補給をする食事の改善

ができないまま、今回の腫瘍の出現になったものです。



もし、抗生剤の投与を中断する前から、計画的に免疫のレベル検査や、食事の改善などしていたら・・・・・

そう考えると、残念でなりません。 病気が発症してから、私たち家族でできるだけのことをということで、

一番最初に取り組んだのは、この食事でのサクラ支援でした。

できるだけ、新鮮で栄養素の高いものを求め、農協や地元の新鮮な野菜や食べものを調達して、サクラに

食べさせてました。 サクラは亡くなる当日の朝まで完食を続けてくれて、私たち家族にはそれが最後の光明

でした。


あと2歳若かったら? それはきっと、この病気を克服したであろうと思います。

そして、恐るべきは東洋医学。 漢方の力はすごいものがありましまた。

病気の進行がこれほど早い実例は、大学病院の先生に聞いても稀な例だといわれました。 これは私たちの

予測の 「免疫の弱体化」が影響があったのは間違いの無い事実のようです。



これからカノジョの子孫たちを守るために、こういう事実を受け止めて 今後の愛犬たちの健康管理、食事管理

をしなくてはならないと思います。

最後まで、読んでくださった皆さんに、感謝とみなさんもわが身においた、これからの愛犬との生活を見直して

ほしいと思います。

コメント

ナナママ

No title
いろいろ勉強になります。
一度出産すると乳腺炎になりやすくそれから癌にもと・・・
聞いたりしました。なので避妊手術をした方がいいかと思ったり。
この記事皆さんに役に立ちます。

AQUA_FAMILY

No title
さくらちゃんもSAKURAさんご家族も本当に頑張られたんですね。
詳細に書かれたブログを拝見して涙がこぼれました(T_T)

さくらちゃん当日まで完食してたんですか。。。SAKURAさん達の愛情のこもった食事大好きだったんでしょうね。
なかなか出来ない事をされたのに、もっと上を目指されるSAKURAさん益々尊敬してしまいます。
少しでも頑張って私も良い飼い主になりたいと改めて思いました。

おつらいのにありがとうございます<(_ _)>ポチ★

pochasann

No title
お疲れ様でしたm(__)m
悲しみの癒えないなか経過を書いていただいた事でどれほど皆さんのちからとなったことでしょう。

言える事は飼い主がすべてを決める。
心してどの道を選ぶか何が幸せか考えることが大切ですね。
懸命に生きるワンちゃん達に全身全霊いのちを預けられているのですから。

シュナ親父

No title
おつらい中、このよな詳細な記事を
UPしていただき有難うございます。
さくらちゃんが旅立たれてからの記事は
参考になることばかりでした。

我が家にも高齢犬がいます。
今まで以上に注意してあげようと思います。

ふくりん

No title
食い入るように読ませてもらいました。
一つの治療が終わった後の事も念頭に置かないとダメなんですね…。
うちは、パセリが長期の治療に入ってます。
種の違いはあるかもしれないけど、とても参考になりました。

まだまだ辛い時期なのに、ありがとうございます。

@SAKURA

No title
ハマワンさん

ある程度、小さいシコリには問題が無いものが多いですが、イザのときに早期発見ってすごく難しいものがあります。
男子であればいいのですが、とくに女性は特有のものがありますからね。これは避妊をしてもというか・・・・・かえって悪くなるばかりです。せめて日々の生活のご飯をキチンとした知識のもとで食べさせること。。これが私たちの仕事だと思いますよ。

@SAKURA

No title
夢一途さん

ありがとうございます。気にしなくても長生きできる子もいますので、あまり過剰にするのもどうかとも思います。
ただ、犬だからフードだけでOK、、、そういう風潮だけは避けたいですね。

@SAKURA

No title
おうまさん

獣医医学の進歩、意外におそいのです。たくさんのワンコが犠牲にならないようなこれからの医学であってほしいと思います。

@SAKURA

No title
ラム母さん

ウチのサクラもそういう時期がありました。いくら避妊をしてもこれは避けられないといわれました。
だとすると・・・・・ご飯などの生活で修正するしかないですね。
難しい問題だと思います。

@SAKURA

No title
ナナママ

漢方の先生ともこの話しをしました。去勢がこの病気の予防になるか?
逆にホルモンのバランスを狂わせる結果になってしまうとのことでした。乳腺の病気は避けられないものだそうですが、免疫を向上することで、がん細胞と戦えるカラダを作るのが一番効果があるといっていました。子供を産んでいなくてもかかる病気って怖いですね。

@SAKURA

No title
アクアママさん

これは私たちに託されたサクラからの宿題と思っています。
わが一族、とくにウチの家族は女性ですから、かならずぶつかる問題なんですね。だといって、長生きしているワンコたちはたくさんいますから。これは私たち一族のこれからの問題でもあるんです。

@SAKURA

No title
ぼちゃさん

ありがとうございます。まったくその通りです。
私たちがすべての責任、そして適切な判断を要求されることが多いです。シルバーまで生かせるということも難しさ、ひしひしと感じます。

@SAKURA

No title
シュナ親父さん

いつもありがとうございます。私たちも皆さんの経験をたくさん役たたせてもらっていますから。。
やはりこういうことは経験したものでなければ分からないものはたくさんあるものです。

@SAKURA

No title
ふくりんさん

男子と女子の違いもありますが。。
ただ、免疫に関する考え方、これだけでもかなり病気にたいして抵抗できると思います。7歳を過ぎる頃からが大切だと思います。

M&R

No title
ここまで詳しく書いていただきありがとうございます。
お辛かった事でしょう。後から後悔の念はありますが最善を尽くされていますよ。SAKURAさん家族はサクラさんのことを一生懸命看病されてます。

人間もお薬付けになると免疫が弱くなるのでわんこも同じですね。
これからの参考にさせていただきたいと思います。

@SAKURA

No title
M&Rさん

ありがとうございます。みなさんも愛犬のことを同じ間違いのないようにしてあげたいですね。獣医さんも本当はこういう助言をしてほしいですが。でも、気がつかないんでしょうね。灯台下暗しってカンジです。

ピロママ

No title
今、ピロパパとも話していたんですが、やっぱり最後に少しでも慣れ親しんだ自分の庭とかに出たかったんだね。そこはワンコとしてしっかりしているねって…涙流しながら話しながら読んでいました。さくらちゃん、最後まで自分の意思をしっかり持ったすごいワンコだったと思います!!!!

@SAKURA

No title
ピロママさん

きっと、なにかを考えていたんだと思います。とても外に出るくらい体調がよかったんじせゃないんです。でも、自分の手の中で見送れたことが私の一番の宝物になったと思います。

mamachan

No title
とても勉強になります。
冷静な記事に感謝申し上げます。

@SAKURA

No title
ママちゃん

ありがとうございます。家族でしっかりと話をして確認をしました。
悔しいけど、私たちの間違いを認めると次の世代への引き継ぐことができると思っています。
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sakurasumire1490

6代4ワンコシュナウザーオーナーのSAKURAです。

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